今回は全国の子育てパパさん、ママさんに向けて、育児に役立つNature Remoの使い方をご紹介します。
赤ちゃんが生まれたばかりのときは、コミュニケーションを取るのが難しく、ちょっとしたことでも気になってしまった経験はありませんか?
とても繊細で、体調が変わりやすい赤ちゃんを育てるのは大変なこともあると思います。
今回はそんなママさんの気になるポイントの一つ、生後間もない赤ちゃんのための温度と湿度の管理をNature Remoで行う方法をご紹介しようと思います。
赤ちゃんの体温の特徴って?
生まれて間もない赤ちゃんは外の世界に慣れてきた大人とは異なる体温の特徴を持っています。
テルモ体温研究所によると、赤ちゃんは熱を失いやすく、こもりやすいという特徴を持っているようです。
体表面積が多く皮下脂肪が少ないため熱をすぐ失いやすく、体重あたりの食事摂取量が大きいためこもりやすいのだそうです。
なので、寒くないようにと厚い毛布を被せていると、熱がこもってしまって必要以上に体温が上がりますし、暑くないようにと冷房をかけすぎていても体温が下がってしまいます。
つまり体温の変動が起こりやすい体なので、親がしっかりと管理する必要があります。
赤ちゃんのための正しい温度、湿度は?
National Sleep foundationによると、赤ちゃんのための最適な室温は華氏65度から70度、つまり摂氏18.3度から21.1度だそうです。
湿度は東京都によると50%前後が目安となるそうです。
参照:The ideal temperature for sleep | Sleep.org by The National Sleep Foundation
赤ちゃんのための適正室温、湿度はわかったとして、エアコンでどのように設定すれば良いのでしょうか。
エアコンで室温を調整するときの注意したいのが、エアコンは部屋の上部についていることが多く、エアコンの設定温度が実際の室温とは異なることがあるということです。
そのため、実際の室温がどのくらいになるかを調べながら使う必要があります。
Nature Remoを使えば、部屋の実際の温度を見ながらエアコンの運転状況を管理することができます。
実際に設定してみましょう!
一度赤ちゃんのための適正室温になるようなエアコンの設定温度を見つけてしまえば、あとはオートメーション*で設定するだけです。
例えば、「21度以上になったらエアコンの暖房をOFFに、18度以下になったらエアコンの暖房をONに」するようなオートメーションを設定してしみてはいかがでしょうか。
*家電の自動操作機能はルールという名称でしたが、2020年4月現在より、オートメーションという表記に変更いたしました。機能自体は変わっておりません。何卒、ご了承ください。

この2つのオートメーションを設定すれば、室温を18度から21度の間に保つことができます。
ここでの注意点は、Nature Remoが赤ちゃんから離れた場所に置かれていると全く意味がないということです。
Nature Remoの中に内蔵されているセンサーで温度や湿度を検知しているので(miniは温度のみ)、赤ちゃんのためのルールを設定したいなら、近くに置かれている温湿度計を見て、温度を赤ちゃんのいる場所の温度に校正すると良いと思います。
温度、湿度の校正については以下をご覧ください。
今回は赤ちゃんのための温度・湿度管理方法についてご紹介しました。
乳幼児のためのNature Remoの使い方は以下の記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。