エアコンをつけた瞬間の嫌なニオイ、気になりますよね。その原因は、内部で繁殖したカビかもしれません。カビは不快なだけでなく、アレルギーを引き起こす可能性も。

この記事では、エアコンにカビが生える根本的な原因から、誰でも簡単にできる予防策、そして生えてしまったカビの掃除方法まで、徹底的に解説します。

正しい知識を身につけ、毎日気持ちの良いクリーンな空気で過ごしましょう。

カビ予防に
スマートリモコン
「Nature Remo」

今あるエアコンをスマホから操作。
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」を使えば、古いエアコンでもスマホから操作可能に。

使っていない時間帯に送風運転をしてカビ予防もできちゃいます。

なぜ?あなたのエアコンにカビが生える根本的な3つの原因

エアコンの内部は、実はカビにとって非常に繁殖しやすい環境です。なぜカビが生えてしまうのか、まずはその根本的な原因を知ることから対策を始めましょう。

主な原因は「湿度」「温度」「栄養」の3つです。

原因①:湿度(冷房でエアコン内部がジメジメ)

エアコン内部は、冷房や除湿運転によって発生する結露で常に湿っており、カビが繁殖するのに最適な湿度70%以上の環境が作られがちです。冷たい飲み物を入れたコップに水滴がつくのと同じ原理で、この湿気をいかに取り除くかがカビ予防の鍵となります。

原因②:温度(快適な温度は、カビも繁殖しやすい)

カビが最も活発になる20〜30℃という温度は、人間が快適と感じる室温とほぼ同じです 。私たちがエアコンで快適な空間を作っているまさにその時、内部ではカビにとっても絶好の環境が整っているのです。

特に、冷房の使用頻度が高まる梅雨から夏にかけては、カビの発生原因となる「湿度」と「温度」の両方の条件が揃いやすくなるため、注意が必要です。

原因③:栄養(ホコリや汚れはカビの大好物)

エアコンは室内の空気を吸い込むため、空気中のホコリや髪の毛、ペットの毛などを一緒に取り込んでしまいます。これらがカビの栄養源となり、「湿度」「温度」「栄養」の3つの条件が揃うことで、カビにとって絶好の繁殖場所となってしまうのです。

【基本編】掃除より大切!エアコンのカビを二度と生やさない為の3つの予防習慣

カビが生えてから掃除をするのは大変です。最も大切なのは、カビを発生させないための日々の習慣です。ここでは、誰でも簡単に実践できる基本的なカビ予防策を3つご紹介します。

冷房・除湿の使用後は「1時間の送風運転」で内部を乾燥させる

カビ予防で最も効果的なのが、冷房や除湿を使った後の「送風運転」です。1〜2時間程度の送風運転で内部をしっかり乾燥させれば、カビの主な原因である湿度を根本から断つことができます。

最近のエアコンに搭載されている「内部クリーン機能」も同様の仕組みです。メーカーによって呼び名が異なるため、詳細は各メーカーのページをご覧ください。

フィルターの定期的な清掃でカビの栄養を断つ

カビの栄養源となるホコリを断つため、2週間から1ヶ月に1度はフィルターを掃除しましょう。掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合は水洗いするだけで十分です。

フィルターを清潔に保つことは、カビ予防だけでなく、冷暖房効率の維持や電気代の節約にも繋がります。

部屋の換気をこまめに行い、湿気を外に逃がす

室内の湿度が高いと、エアコン内部も乾燥しにくくなります。定期的に窓を開けて部屋の空気を入れ替え、湿気を屋外に逃がしましょう。

特に料理中や雨の日など、湿度が高くなりやすい状況では意識的な換気が重要です。

【応用編】面倒なカビ予防を「自動化」で楽にする賢いテクニック

毎回の送風運転や換気は、つい忘れてしまいがちです。そんな面倒なカビ予防を、便利なアイテムを使って自動化する方法をご紹介します。

解決策は「スマートリモコン」の活用です

スマートリモコンを使えば、お持ちのエアコンをスマートフォンで操作できるようになります。外出先から送風運転をONにしたり、使っていないタイミングで自動で送風運転をONにして30分後にOFFにしたりする操作が可能に。

面倒なカビ予防をスマホで自動化できるスマートリモコンの詳細については、以下の記事もご覧ください。

スマートリモコン「Nature Remo(ネイチャーリモ)」で実現する、カビ予防の自動化

スマートリモコン「Nature Remo」は、累計70万台を超える販売台数のスマートリモコン。国内の主要なエアコンメーカーの赤外線信号に対応しており、「内部クリーン」や「送風」といった細かい操作も行えます。

また、アプリから「朝2時に送風ON」「朝3時に送風OFF」といった自動操作を誰でも簡単に設定でき、カビ予防を完全に自動化することができます。

カビ予防に
スマートリモコン
「Nature Remo」

今あるエアコンをスマホから操作。
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」を使えば、古いエアコンでもスマホから操作可能に。

使っていない時間帯に送風運転をしてカビ予防もできちゃいます。

もし、すでにカビが生えてしまっていたら?

予防策を講じていても、カビが生えてしまうこともあります。そんな時は、慌てずに対処しましょう。ここでは、自分でできる応急処置から、専門業者への依頼まで、状況に応じたカビの除去方法を解説します。

掃除を始める前に:安全に掃除するための準備と注意点

自分でエアコンの掃除を行う際は、安全が第一です。正しい準備と注意点を守らないと、健康被害やエアコンの故障に繋がる可能性があります。

作業を始める前に、必ず確認しておきましょう。

準備①:マスクとゴム手袋で体を保護する

カビの胞子やホコリを吸い込むと、アレルギーなどの健康被害を引き起こす可能性があります。掃除を始める際は、必ずマスクとゴム手袋を着用し、体を保護しましょう。

洗剤を使う場合は、手荒れ防止のためにもゴム手袋は必須です。

準備②:新聞紙などで床や壁を保護する

掃除中にホコリや汚れた水が垂れて、床や壁、家具を汚してしまうことがあります。

作業を始める前に、エアコンの下に新聞紙やビニールシートを広めに敷いて、周囲をしっかりと保護(養生)しておきましょう。

注意点①:【最重要】電源プラグを抜き、感電を防ぐ

安全に作業するため、掃除前には必ずエアコンの運転を停止し、30秒ほど待ってからコンセントから電源プラグを抜いてください。感電やコード断線の原因になるため、必ずコードではなくプラグ本体を持ち、濡れた手で触らないようにしてください。

また、掃除後にプラグをさしても、すぐに電源を入れるのは避けましょう。エアコンはコンセントをさした直後に起動させると、内部の重要部品(コンプレッサー)に大きな負荷がかかり、故障するリスクが非常に高まります。

理想は8時間、少なくとも4〜6時間ほど待ってから電源を入れることで、故障のリスクを大幅に減らすことができます。

ダイキンのエアコンのお手入れページも合わせてご覧ください。

注意点②:部品に水をかけず、故障を防ぐ

エアコン室内機の向かって右側には、運転を制御する重要な部品が集中しています。

この部分に水や洗剤がかかると、ショートして故障する直接的な原因となるため、スプレーなどを使用する際は特に注意が必要です。

注意点③:無理な分解や強すぎる洗剤は避ける

個人で安全に掃除できる範囲は、フィルターや手の届く範囲の吹き出し口までです。

内部のファンなどを無理に分解しようとすると、ケガや部品の破損に繋がるため絶対にやめましょう。また、洗剤は刺激の強いものではなく、必ず中性のものを使用してください。

【実践編】自分でできる、カビ取り掃除の2ステップ

準備が整ったら、実際に掃除を始めましょう。ここでは、自分で安全に行える基本的なカビ取り掃除の手順を2つのステップに分けて解説します。

手順①:フィルターのホコリを除去する(所要時間:約15分)

まず、エアコンの前面パネルを開けてフィルターを取り外します。掃除機で表面の大きなホコリを吸い取った後、裏側からシャワーの水を当てて細かい汚れを洗い流しましょう。

洗浄後はタオルで水気を拭き取り、風通しの良い日陰で完全に乾かしてから元に戻してください。

手順②:吹き出し口の黒い点々を拭き取る(所要時間:約10分)

風の吹き出し口に見える黒い点々はカビです。割り箸にキッチンペーパーなどを巻きつけた「お掃除棒」に薄めた中性洗剤をつけ、固く絞ってから優しく拭き取ります。

最後に洗剤が残らないよう、水拭きと乾拭きで仕上げてください。

それでも臭いが取れない…そんな時の最終手段

自分でできる範囲の掃除をしてもカビの臭いが取れない場合は、内部の奥深くまでカビが繁殖している可能性があります。そんな時は、無理せず次の手段を検討しましょう。

内部まで徹底的に!プロのエアコンクリーニング業者に依頼する

自分では掃除できないエアコンの奥、特に送風ファンにカビがびっしり付いている場合は、プロのクリーニング業者に依頼するのが最善です。専門の高圧洗浄機と洗剤を使い、内部の汚れを徹底的に除去してくれます。

料金の目安は、お掃除機能なしの壁掛けエアコンで1台あたり8,000円〜12,000円程度です。カビや汚れが健康に与える影響を考えれば、1〜2年に1度の定期的なプロによる分解洗浄は非常に有効な対策といえます。

10年以上使っているなら「最新の省エネエアコン」への買い替えも

エアコンの設計上の寿命は10年が目安です。長年使用したエアコンは、クリーニングをしても性能が回復しにくく、電気代もかさみがちです。

最新のモデルは省エネ性能が格段に向上しているだけでなく、カビ対策機能も充実しているため、思い切って買い替えるのも賢明な選択肢と言えるでしょう。

省エネエアコンは国や自治体の補助金があったりもするため、お住まいの地域の補助金も確認しながら導入を検討してみてください。

まとめ:正しいカビ対策で、毎日気持ちの良い空気を手に入れよう

エアコンのカビ対策で最も重要なのは、発生したカビを掃除すること以上に、カビを「生やさない」ための予防です。日々の「送風運転」や定期的な「フィルター掃除」といった基本的な習慣を徹底し、カビの発生原因となる「湿度」「温度」「栄養」を断ち切ることが大切です。

さらに、スマートリモコンを活用して乾燥運転を自動化するなど、ご家庭のライフスタイルに合わせた予防策を取り入れ、一年中クリーンで快適な空気を手に入れましょう。

カビ予防に
スマートリモコン
「Nature Remo」

今あるエアコンをスマホから操作。
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」を使えば、古いエアコンでもスマホから操作可能に。

使っていない時間帯に送風運転をしてカビ予防もできちゃいます。

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