スマートメーター。
皆さんは聞いたことありますか?
東京電力圏内では2020年に全家庭での導入が完了予定(現時点でも8-9割は導入済み)、全国でも2024年までには完了予定で、これからはもう当たり前のものになります。
そんなスマートメーターを使えば何ができるのでしょうか。
スマートメーターとは?
正直、スマートメーター単体ではほぼ何もできません。
しかし、スマートメーターを導入し、Bルートサービス(電力情報発信サービス)に申し込むと様々なサービスが受けられるようになります。
できることは主に2つです。
・特定の電力プラン(各電力会社によって異なります。)に入っている方が、Web上で月ごとの電気代や使用電力量を見ることができる。
・Nature Remo EなどのHEMS*を用いて、家庭での電力の「見える化」が実現できる。
特に、Nature Remo Eではリアルタイムでの電力使用量を数値で確認したり、過去の電力使用量をグラフで確認したりできます。
*HEMSとは、Home Energy Management Systemの略で、住宅のエネルギー管理機能を持つ機器やシステムのことを指します。これをうまく使うことで節電することができ、結果として電気料金を安くすることが可能です。

どうやって導入すればいいの?
スマートメーターは、Bルートサービスに申し込むことで無料で設置することができます。設置工事にも費用はかかりません。
Bルートサービスは別名で電力情報発信サービスとも呼ばれ、東京電力によると以下のサービスのことです。
“スマートメーターで計測したデータを、お客さま宅内のHEMS機器へ送信するサービスです。HEMS機器で、30分ごとの電気のご使用量や現在お使いの電流値等を把握することで、より効果的に省エネを行うことができます。”
参照:「電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)とは」東京電力パワーグリッド
BルートのIDやパスワードを取得する方法につきましては、以下の記事をご覧ください。
自宅のものがスマートメーターか見分ける方法は?

自宅のものがスマートメーターかそうでないか見分ける方法は簡単です。
上の基準に照らし合わせて見てみてください。
数字の表示が液晶でのデジタル表示になっているか、回転式のアナログ表示になっているかで見分けがつくかと思います。
オール電化住宅などでは稀に、液晶での表示ではあるけど、スマートメーターではないものもございます。ご注意下さい。
簡単に、しかも無料で設定することのできるスマートメーター。
この際に設置して、Nature Remo Eと連携させて家庭の電力量をスマホからチェックしてみてはいかがでしょうか。