東京都の蓄電池補助金(クール・ネット東京)は2026年度も実施されています。蓄電池パッケージの補助は1kWhあたり10万円。通常は1戸あたり120万円が補助上限とされています。
ただし、この120万円の上限はDR実証に参加する場合は制限が解除されるという条件があります。つまり、DR実証に参加すれば、120万円を超える補助を受けられる可能性があります。さらに、エネルギーマネジメント機器やIoT関連機器を設置する場合は、1台あたり15万円が加算されます。
2026年8月6日付で、Natureは東京都の家庭向け登録アグリゲーターとなりました。Nature Remo E2を活用すれば、DRに対応しながら、太陽光発電の電気をできるだけ自宅で使う「自家消費」の最大化も目指せます。
(https://tokyo-co2down.g.kuroco-img.app/files/user/files/subsidy/aggre_home/drdemonstration/r8aggre_home_kouhyou_20260821.pdf)
この記事では、東京都の蓄電池補助金について、DR参加によって120万円の上限がどう変わるのか、15万円の加算条件は何なのか、Nature Remo E2を使うとどう活用できるのかをわかりやすく解説します。

東京都の蓄電池補助金、2026年度はいくらもらえる?

東京都環境公社が運営する「クール・ネット東京」は、令和8年度も家庭向けの蓄電池導入補助を実施します。制度の正式名称は「家庭における蓄電池導入促進事業(令和8年度)」。太陽光発電の自家消費を増やし、停電時のエネルギー自立性を高めることを目的としています。
補助額は蓄電池パッケージで 10万円/kWh。たとえば10kWhの蓄電池なら100万円が補助の目安です(他の補助金との重複受給分は控除されます)。ただしDR実証に参加するかどうかで、この補助額の上限が大きく変わります。次のセクションで詳しく説明します。
申請スケジュールは以下のとおりです。
| スケジュール | 日程 |
|---|---|
| 事前申込開始 | 2026年5月29日〜 |
| 交付申請開始 | 2026年6月30日 |
DR参加で上限120万円の制限解除 ―― 大容量蓄電池ほど差が出る

今回の補助金で見落とせないのが、「DR実証参加」で補助の上限が変わるという点です。DR(デマンドレスポンス)とは、電力の需要と供給のバランスが崩れそうなとき、家庭の蓄電池やエコキュートを遠隔で制御して電力網を安定させる仕組みのこと。参加することで電力系統の運用に貢献できます。
DR実証への参加・非参加で、補助の上限額が以下のように変わります。
| 参加形態 | 蓄電池パッケージの補助 | DR実証参加による加算 |
|---|---|---|
| DR実証に参加しない | 10万円/kWh(上限120万円/戸) | なし |
| DR実証に参加する(エネマネ機器・IoT関連機器を設置する) | 10万円/kWh(上限120万円/戸の適用なし) | 1台当たり15万円の加算 |
| DR実証に参加する(蓄電池にHEMS機能が備わっており追加で機器設置は不要) | 10万円/kWh(上限120万円/戸の適用なし) | 1台当たり10万円の加算 |
※いずれも助成対象経費(税抜)が上限です。「設置しない場合」とは、端末レスDRサービスによる参加や、蓄電池パッケージに含まれるIoT関連機器を使用した参加を指します。
つまり、DR実証に参加しない場合は120万円/戸が補助の上限になります。DR実証に参加すればこの制限が解除され、クール・ネット東京は助成額を次の算式で示しています。
助成額=蓄電容量×10万円+DR実証参加10万円(+DR実証の参加に必要なエネルギーマネジメント機器及びIoT関連機器設置台数5万円)
対象経費は「蓄電池システム機器費+蓄電池システム工事費+IoT機器費+IoT工事費-国および他の地方公共団体からの補助金」(税抜)で計算します。この算式で求めた額と対象経費を比較し、小さい方が助成金額になります。なお、算式の蓄電容量はSIIに登録された数値(例:7.1kWhなど)に基づくため、カタログ上のキリのよい数値と異なる場合があります。
たとえば15kWhの蓄電池にエネルギーマネジメント機器を1台設置してDR実証に参加する場合、算式上は150万円(10万円×15kWh)+10万円+5万円=165万円が助成額の上限となります。ただしこれは対象経費(実際にかかった費用-他の補助金)と比較して小さい方が適用されるため、165万円がそのまま受け取れるとは限りません。DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸なので、大容量の蓄電池ほどDR実証参加の効果が大きくなります。正確な助成額は費用構成を販売店にご確認ください。
DR実証契約って何?アグリゲーターとどこと結ぶの?

DR実証契約を結ぶ相手は「登録アグリゲーター」と呼ばれる事業者です。アグリゲーター(aggregator)とは、多数の家庭の蓄電池を束ねて電力会社への需給調整リソースとして提供する仲介役のこと。電力会社とユーザーの間に立つ「まとめ役」だと考えると分かりやすいでしょう。
Natureは令和8年度の東京都家庭向けアグリゲーターとして登録済みです(令和8年8月6日付で登録決定)。実際にお客様がDR実証契約を結ぶ窓口になるのは蓄電池の販売店です。販売店が補助金の説明からDR実証契約の代行まで一括でサポートする流れになっています。
「DR参加って難しそう」と感じる方も多いかもしれませんが、実際の手続きは販売店が代行してくれるので、ユーザー側の負担はほとんどありません。
せっかくHEMSを入れるなら、Nature Remo Eを選ぶ理由

DR参加による制限解除の恩恵を受けるためにはHEMSが必要です。せっかく導入するなら、使いやすくて機能が充実したものを選びたいですよね。Nature Remo E2は、そんな方に特におすすめのスマートフォン連携型HEMSです。
コンセントに挿すだけで使える
工事不要。コンセントに挿してスマートフォンのアプリと連携するだけで利用開始できます。蓄電池や太陽光発電システム、エコキュートを1つのアプリで一括管理できるのが最大の特長です。
DRの要件を満たすNature製品
Nature Remo E2はECHONET Lite AIF(スマート家電の標準通信規格)のコントローラ認証と、セキュリティ基準「JC-STAR★1」を取得済みです。蓄電池の遠隔制御(下げDR)にも対応しており、クールネット東京のDR要件を満たしています。なお、ラインナップにある Nature Remo E2 lite はモニタリング専用で、蓄電池の制御やDR参加には対応していません。DR参加を検討する場合は必ず Nature Remo E2 をお選びください。
| 製品 | DR対応 | 蓄電池制御 | 製品情報 |
|---|---|---|---|
| Nature Remo E2 | ✅ | ✅ | Nature Remo E2 |
| Nature Remo E2 lite | ❌ | ❌ | Nature Remo E2 lite |
太陽光の自家消費も最大化
DRへの対応だけでなく、天気予報や電気料金プランに合わせて蓄電池の充放電を自動最適化する機能も備えています。「補助金のためにHEMSを入れた」だけで終わらず、毎月の電気代削減にも長期的に貢献してくれます。
販売店の方へ:NatureとのDR実証スキームについて

クールネット東京の補助金情報を日頃チェックされている販売店の方はすでにご存じかもしれませんが、クールネット東京のDR実証に参加するには、登録されたアグリゲーターとの契約が必要です。Natureは令和8年8月6日付で令和8年度の東京都家庭向け登録アグリゲーターとなり、クール・ネット東京の事業スキームに対応済みです。DR実証契約はすでにお受けできる状態です。
販売店の方がNatureのスキームを活用することで、以下のような提案が可能になります。
- 蓄電池の販売時に「DR実証参加で上限120万円/戸の制限が解除され、1台当たり15万円の加算も受けられる」という訴求ができる
- DR実証契約の手続きを代行することで、お客様の手間を最小化できる
- Nature Remo E2とのセット提案で、補助金申請から日常の蓄電池管理まで一貫してサポートできる
販売店の方も、ぜひNatureとの連携をご検討ください。
まとめ
- 蓄電池パッケージの補助は10万円/kWh。上限120万円/戸はDR実証に参加しない場合の上限
- DR実証に参加するとこの上限120万円/戸の制限が解除される。大容量蓄電池を導入する方ほど補助額が大きくなる(ただし助成対象経費(税抜)が上限)
- DR実証に参加しエネルギーマネジメント機器及びIoT関連機器を設置する場合は1台当たり15万円の加算(設置しない場合は1台当たり10万円の加算)
- DR実証契約は交付申請前に締結が必要。登録アグリゲーターを経由して手続きする
- Natureは令和8年度の東京都家庭向けアグリゲーターとして登録済み(令和8年8月6日付)。実際の契約窓口は販売店が担う
- HEMSにはDR要件を満たす Nature Remo E2 がおすすめ
よくある質問(FAQ)
Q. DRってなに?
DR(デマンドレスポンス)とは、電力の需要と供給のバランスが崩れそうなとき、家庭の蓄電池やエコキュートを遠隔で制御して電力網を安定させる仕組みです。電力会社がピーク時に「電力を減らして(または増やして)ほしい」という信号を送ると、登録済みの機器が自動で応答します。クールネット東京の蓄電池補助金では、DR実証に参加すると上限120万円/戸の制限が解除されます。
Q. アグリゲーターってなに?
アグリゲーター(aggregator)とは、多数の家庭や企業の蓄電池・エコキュートなどを束ねて、電力会社への需給調整リソースとして提供する仲介事業者のことです。電力会社と個々のユーザーの間に立つ「まとめ役」で、DR(デマンドレスポンス)の実施にはアグリゲーターとの契約が必要です。Natureは東京都の令和8年度家庭向けアグリゲーターとして登録済みです(令和8年8月6日付)。お客様が直接手続きをする必要はなく、販売店が窓口となって代行します。
Q. HEMSってなに?
HEMS(Home Energy Management System/ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)とは、家庭内の電力使用量を見える化・最適制御するシステムです。太陽光発電・蓄電池・エコキュートなどの機器を連携させ、エネルギーを効率的に管理します。DR実証参加による制限解除と加算(1台当たり15万円)を受けるには、HEMSを含むエネルギーマネジメント機器の設置が条件となっています。Nature Remo E2はECHONET Lite AIF認証を取得したHEMSで、DR対応と太陽光の自家消費最大化を同時に実現できます。
Q. DRに参加しないと補助金が減るの?
DR非参加の場合、蓄電池補助は10万円/kWhで上限120万円に限られます。DR実証への参加を選択すると上限120万円/戸の制限が解除されるため、大容量の蓄電池を導入する場合はDR実証参加の方が受けられる補助額が大きくなります。蓄電池の容量によっては大きな差が出るため、ぜひ検討の価値があります。
▼Nature Remo E2の詳細・購入はこちら
https://shop.nature.global/products/nature-remo-e2-1
▼販売店パートナーの方のお問い合わせはこちら
https://nature.global/business-contact/?_gl=11667rdh_gcl_au*MTQ5MTQ2MDU1MS4xNzc4MTIzMjQ3