今話題になっているNFCタグをみなさん知っていますか?
タグというと服についてる値札を想像してしまうかたも少なくないと思いますが、全く違う別種のものです。
なぜ最近話題になっているかと言うと、iPhone11やXR、XSをNFCタグにタッチすると自動でアプリが動いたり、明るさ調整や、通信モードのON/OFFが可能になるからです。
そんなNFCタグとNature Remoが連携して何ができるのか、ご紹介します!
この記事では特にiPhoneを使ったNFCタグの利用について絞ってご案内します。Androidユーザーの皆様、すみません。

NFCって何?
SONYのホームページから引用すると
“NFCは、Near Field Communicationの略称で、13.56 MHzの周波数を利用する通信距離10cm程度の近距離無線通信技術です。非接触ICカードの通信および 機器間相互通信が可能で、機器を近づけることで通信を行うため、「かざす」動作をきっかけにした、わかりやすい通信手段として注目を集めています。”
というものだそうです。
参照:NFCの定義/SONY
NFCタグでなにができるの?
NFCタグはiPhoneのショートカットを実行できるので、様々なことが実行できます。
たとえば、シール型のNFCタグを玄関に張っておけば、そこにiPhoneをかざしただけで照明をつけることができます。
また、ベッドにNFCタグを貼っておけば、iPhoneをかざしただけで、照明が消え、アラームが設定されることも可能です。
最近流行りのキャッシュレス決済のように、かざしただけで家電を動かすことができます。
照明のスイッチの場所に不満を持っていたりする方は使ってみると便利ですね。
何があれば家電を動かせるの?
NFCタグで家電を動かすには、Nature Remo、iPhone(11、XR、XSのみ)、NFCタグの3つが必要になります。
NFCタグは、シール状のものが10枚1000円、1枚100円で売られています。
また、今すぐ試したいなら、SuicaやPASMOなどの磁気カードや、nanacoなどといったカードでもできます。
なんと一部の学生証でもできてしまいました!
気になるかたはお手持ちのICカードで設定してみましょう。
やってみようかな。でも、どうやって設定しよう?
ショートカットアプリを使って、設定が可能です。
普段ショートカットアプリから、オートメーションを使っている方は非常に簡単です。
では、設定方法をご紹介します。
1.ショートカットアプリから、個人用オートメーションを選び、NFCを選びます。
2.「新規オートメーション」の画面に行ったら、スキャンをタップし、お持ちのNFCタグにiPhoneをかざします。


3.タグに好きな名称をつけ、任意のオートメーションを作ります。
*オートメーションの作り方がわからない方は、こちらをご覧ください。
4.最後に、「実行の前に尋ねる」をオフにしてください。
オンにしていると、通知をタップして実行許可を出すまで、オートメーションが実行されません。


これで設定は完了です。
NFCタグを玄関に設置してみよう!
NFCタグを玄関に設定して、先ほどのオートメーションを動作させれば、場所にとらわれずに好きな場所に照明のスイッチを作ることができます。
中身のオートメーションを、照明だけでなくテレビも設定してしまえば、照明とテレビをつけるスイッチを作ることもできます。
iPhoneの特定の機能も実行させるなど、使い方次第ではいろんな可能性があるかと思います。
照明のスイッチにお困りの皆さん、試してみてはいかがでしょうか。