オートメーションでエアコンの秋カビを予防しよう

更新日:2022/09/01

厳しい暑さも過ぎ、秋の気配を少しづつ感じますね。
エアコンを使わずに扇風機のみで過ごすようになった方も多いのでは無いでしょうか。

さて、稼働しなくなった時期のエアコンの内部がどうなっているのか皆さん知っていますか?
実はこれからの時期のエアコンの内部は、カビにとっては絶好の培養所になっているのです!

そこで、今回はNature Remoを使って手軽にできるエアコンのカビ予防策をご紹介します。

「カビ掃除はしたいけど、面倒臭い」
「業者に頼むとお金がかかるし、普段から対策しておきたい」

と思っている方は、是非ご覧ください。

1. 夏を乗り越えたエアコンの中はどうなってる?

エアコンの中がカビだらけになる理由は、カビの繁殖条件が関係しています。
千葉大学真菌医学研究センターの矢口貴志准教授によると*、

カビが繁殖する条件には、“温度”“湿度”“栄養源”の3つが挙げられます。まず、温度は20〜30℃、そして湿度は60%以上であること。

と述べています。

夏の時期に冷房運転を行ったエアコンの内部には、大量の水が溜まっており、これにより湿度が非常に高い状態が保たれます。
さらに秋になると、気温が下がることで、エアコン内部の温度も下がり、カビの生育に適した環境となるわけです。

カビが秋に生えることがわかっていても、忙しくてエアコンの掃除をする時間がないという方。
実は、エアコンの送風機能を使えばカビの繁殖を予防することができます。

三菱電機が行った、東京都と大阪府の女性624人を対象にしたアンケートによれば、送風機能を使用したことのある人はわずか12.5%。
かなり少ないですが、実は有効に使えばカビ対策で役立つんです。

prtimes 『 実は重要!? 秋にもエアコンのお⼿⼊れを!〜 冷房でたまりやすいカビ対策は「お掃除」と「送⾵運転」!? 〜 』より引用
prtimes 『実は重要!? 秋にもエアコンのお⼿⼊れを!〜 冷房でたまりやすいカビ対策は「お掃除」と「送⾵運転」!? 〜』より引用

送風モードを使うと、エアコンの中の湿気が排出され、カビ予防に一定の効果があるようです。

理想としては、冷房運転を使ったのちに、3時間〜4時間ほど送風運転を行うと良いそうですが、2~3日に1度送風運転でエアコン内部を乾かすだけでも良いようです。**

*Panasonic 『乾燥しがちな冬でもいる? 室内のカビを調査してみました!
**暮らしスタイル研究所『カビ専門家に聞く!エアコンをつけると咳やくしゃみが出るのはなぜ!?

2. カビ予防のためのオートメーションとは?

しかし、送風運転を自分でいちいち操作するのはめんどくさいですよね。
そこでNature Remoのオートメーション機能を使って簡単に自動化してしまいましょう。

例えば、家族が寝静まる3時にエアコンを運転して3時半に止まるようなオートメーションを作れば、エアコンの運転が気にならずに簡単に秋カビを予防することができますね。

寝室にあるエアコンは、家を空けた日中に作動するようなオートメーションを作ってみてもいいかもしれません。
電気代が気になる方は、ご自身の電力プランの中で安い時間帯に30分設定すると良いでしょう。

今回は送風運転による秋カビの予防対策について説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
このエアコンを使わない秋にNature Remoを使ってお手軽に秋カビ予防をしてみてください!