
先日ついに、Nature RemoもSiriショートカットに対応しました!
そこで今回はSiriショートカットそのものを説明したうえで、SiriショートカットにしかできないNature Remoの使用例を3場面に分けてご紹介したいと思います。
1.Siriショートカットとは?
簡単に言えば、SiriショートカットとはSiriに登録した音声を話しかけることで、色々なアプリの操作を実行する機能のことです。
つまり、iPhoneやiPadをお持ちの方であれば喋るだけで、様々なアプリの操作を実行できます。
例えば、乗り換え案内。
忙しい朝に電車の時間を知りたいと思う人は多いのではないのでしょうか。
事前に設定していれば、「Hey Siri 電車」と言うだけで、乗りたい電車の時間を調べてくれます。
iPhone・iPadの設定アプリやショートカットアプリからこれは設定することが可能です。
下記の例はYahoo乗り換え案内の浦和から東京の時刻検索をSiriショートカットで設定したものです。


詳細な設定方法については、弊社記事をご覧ください!
2. スマートスピーカーの使えないところから音声操作したいとき
スマートスピーカーへ声が届かない場所から音声で操作したい時や、そもそもスマートスピーカーをお持ちでない方もSiriショートカットをうまく使うことで便利に過ごせるかと思います。
例として、一人暮らしの場合と実家暮らしの場合を考えてみましょう。
一人暮らしの方は生活空間が一部屋の方が多いと思うので、Nature Remoとスマートスピーカーがあれば快適なスマートライフが送れているかと思いますが、部屋が多数ある実家暮らしの方などは、スマートスピーカーに声が届かない場所があって不便に思われている方も少なくはないでしょう。
このときにもSiriショートカットは役立ちます。
【ケース1】違う部屋のエアコンを音声操作したい
夏に部屋で着替えながら、その間にリビングの冷房をつけようするときや、朝起きてリビングにあるエアコンをつけたいとき、自分の部屋で何か作業しながら違う部屋の家電を動かしたいときなどもあるでしょう。
このときも「Hey Siri リビングの冷房(任意のフレーズを設定できます)」と言うだけで、リビング(任意の部屋を設定できます)のエアコンを動作させて快適な環境を作ることができます。
【ケース2】スマートスピーカーをお持ちでない場合
家に余っているiPhoneやiPadをお持ちの方で、スマートスピーカーは持っていないけど音声操作したいと言う方もいらっしゃる方もいるかと思います。
iPhoneとiPadをお持ちでしたらスマートスピーカーと同じように電源に繋いでおき、Hey Siriで呼び出せるようにしておけばGoogle HomeやAmazon Echoなどのスマートスピーカーと同じように操作することができます。
3. シーン機能のような複雑な操作をしたいとき
ショートカットアプリを使えば、SIriからNature Remoアプリにあるシーン機能と同じような操作をすることができます。
例えば、Delay(待機)を間に入れた操作なども可能になります。
【ケース3】テレビの入力切り替えがしたい
ビデオやゲーム機器などに入力切り替えしたいとき、Amazon EchoやGoogle Homeを使って音声コマンドでテレビをつけても、結局リモコンを使って入力切り替えしてしまっている方も多いのではないのでしょうか。
そんなときもSiriショートカットの「待機」という便利なアクションを使って、操作を遅らせることで入力切り替えを実現できます。
以下は一例ですので、これを例にご家庭でお試しください!


4. iPhone、iPadの機能と組み合わせて使いたいとき
ここまででも十分便利で使い道のある機能ですが、さらにiPhoneとiPadなどの機能とNature Remoとを組み合わせてスマートな生活を実現できます。
iPhoneの目覚ましや画面の明るさ、モバイルデータ通信とWi-Fi通信などiPhone自体のステータスとも結びつけて一括で操作なんてこともできちゃいます。
【ケース4】寝るときに一括操作したい
寝るときスマートフォンを使う人は多いですが、暗い部屋で使うので明るさを落とすと思います。
いつも何気なくやるこの操作を一括で設定してみましょう。
以下の例では、「Hey Siri 寝るよ」と言うと部屋の照明、テレビが消え、iPhoneの明るさが落ち、さらに8時に鳴るアラームが設定されるようなショートカットを作ってみました。
このようなiPhone・iPadのステータスと結び助けて一括操作もできるので、活用してみてください!


5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
Siriショートカットによって、iPhoneやiPadなどのデバイスがスマートスピーカーの代わりになるため、場所にかかわらず家の家電が音声で操作できたり、iPhoneやiPadの機能と一括させて家の家電を操作することもできます!
上の例を参照して、それぞれのご家庭でうまく動作するようなショートカットをお作りください!