GoogleがGoogle Nest Hub(グーグルネストハブ)の日本発売を5月7日の開発者会議、Google I/Oにおいてついに発表しました!
そこで今回はGoogle Nest Hubについて紹介したうえで、スマートリモコンのNature Remoとの連携シーンについて考えてみようと思います。
1. Google Nest Hubとは何か
・Google Nest Hubの基本情報
Google Nest Hub(グーグルネストハブ)とはGoogleが新たに発売するスマートディスプレイです。
以前はGoogle Home Hub(グーグルホームハブ)という名前で発売されていました。
スマートディスプレイとはスマートスピーカーとタブレットがくっついた端末、いわばディスプレイ付きスマートスピーカーです。
日本では入手出来なかったHome Hubでしたが、Nest Hubは日本を含む12ヶ国で販売されることが決定しました。

・Google Nest Hubの主な機能
では、このガジェットはどのような機能を持っているのでしょうか。
いくつか簡単に紹介させていただきます(北米で発売されているGoogle Nest Hubに実装されているもの)。
ーyoutubeと連携した動画再生、音楽再生
ーGoogle Map、Google Calendarの画面表示と音声読み上げ
ースマートインターフォンを用いた、インターフォン機能
ーWeb検索機能と連動した、料理レシピの音声による表示、操作、読み上げ
ーGoogle Photoを使ったデジタルフォトフレーム機能
ーすべてのスマートホームデバイスのハブとしての一括管理機能
ーAmbient EQ機能(アンビエントイコライザー機能)と呼ばれる、ディスプレイの自動照度調節機能
2. Google Nest HubとNature Remoの使用例
・Google Nest Hubの料理中の使い道
前節まででは機能としての説明をしてきましたが、実際にはどのようなことができるのでしょうか。
ここからは実際に使用した際の例をご紹介していこうと思います。
料理をするときのことを考えてみましょう。

Google Nest Hubでは料理レシピを口に発するだけで検索してくれます。
例えば今あなたはハンバーグを作ることにしたとしましょう。
「OK、Google。ハンバーグのレシピを見せて。」
これだけでディスプレイに有名なサイトのハンバーグのレシピが並びます。
そして、
「OK、Google。一番上のレシピを見せて。」
というと、そのレシピが開き、材料が表示され、材料を読み上げています。
材料が揃ったら、
「OK、Google。料理を開始して。」
というと工程が一つずつ表示されていきます。
次の工程に行きたい場合は、
「OK、Google。次の工程に進んで。」
で大丈夫です。
これならテレビや動画を見ながらでも料理を作ることができますね。
さらにNature Remoと連携している場合はどうなるでしょうか?
テレビを見ながら料理している場合を考えてみましょう。
いきなり料理中に電話がかかってきました。テレビの音が大きいので、消音にしたいと思います。
その場合は、
「OK google、ネイチャーリモを使って消音にして(または音を消して)」
でテレビを消音にすることができます。
電話がかかってきた急な場合でもNature Remoがあれば、Nest Hubと連携して、テレビを消したり、消音にすることもできます。
テレビに関するその他の音声コマンドは下記ブログからどうぞ!
3.まとめ
Google Nest Hubは様々な機能を持ち、Nature Remoなどのスマートリモコンやその他のIoT製品の中枢となって、スマートホームのハブとして機能します。
そのなかでも特筆すべきは手の使えない状況、特に料理中などにおいて音声による画面操作が行えることです。
レシピの表示や、スマートインターフォンと連携したインターフォンの呼び出しなど、ディスプレイを声で動かせることは一つの大きな魅力なのではないのでしょうか。
日本での発売を楽しみに待ちましょう!