光熱費の値上がりが続く中、給湯器の電気代を見直したい方が増えています。 エコキュートは「電気代が安い」とよく聞きますが、導入前や使用中にはこんな疑問が浮かびませんか?

  • 「実際、月いくらなの?」
  • 「ガス給湯器と比べて本当に安いの?」
  • 「どう使えば一番節約できる?」

そこでこの記事では、エコキュートの電気代の「本当の目安」と、メリットを最大化するかしこい使い方を徹底解説。 安さの仕組みや今日からできる節約術はもちろん、エネルギー管理の視点から見た「自動化」という新しい節約方法まで、分かりやすくご紹介します。

今あるエコキュートが、
おひさま仕様に?

スマホHEMS
「Nature Remo E2」

スマホHEMS「Nature Remo E2」は、エコキュートと連携してスマホから湧き増しやお湯張りができます。

また、天気予報をもとに沸き上げの時間帯を自動制御する「エコキュートオートメーション」も搭載。

そのため、いわゆる「おひさまエコキュート」のような昼間沸き上げが可能になります。

【結論】エコキュートの電気代、目安は月いくら?

エコキュートの電気代は、仕組みを理解して正しく使えば、他の給湯器より大幅に安くなります。ここでは、世帯・地域別の電気代の目安と、他の給湯器と比較し、エコキュートが安くなる理由を明確にします。

電気代の平均は月平均、3,200円程度

三菱電機の「ランニングコストシミュレーション*」によれば、エコキュートの電気代は、年間38,572円、月額約3,214円という結果になっていました。

*4人家族で、中部電力ミライズのスマートライフプランを使用していた場合のシミュレーション。詳細は三菱電機「ランニングコストシミュレーション」をご覧ください。

一般的に、2人家族で月1,000円〜2,500円、4人家族で月2,000円〜4,000円程度が一般的です。特に外気温が低い「寒冷地」では、お湯を沸かす効率が下がるため、電気代が高くなる傾向がある点に注意する必要があります。

※電気代は、政府の補助金や単価変動に左右されるため、あくまで目安として参考にしてください。

ガス給湯器や電気温水器とどっちがお得? 

エコキュートは、他の給湯器と比べてランニングコスト(光熱費)が圧倒的に安価です。

Panasonicによれば、東京電力エナジーパートナーエリアの場合、都市ガス給湯器と比較し光熱費を約1/2に、同じ電気を使う「電気温水器」と比較しても、ヒートポンプ技術のおかげで消費電力が約1/4になり、電気代を大幅に節約できます。

なぜ?「エコキュートなのに電気代が高い」ときの5つの原因

エコキュートを導入しても、使い方や設定を間違えると電気代が高くなります。導入で失敗しないために、5つの主な原因を解説します。最大原因は、お湯を使いすぎて「湯切れ」を起こし、電気代が割高な「日中」に「沸き増し」が多発することです。

原因①:日中の「沸き増し」が多発している

湯切れとはタンクのお湯がなくなることを指しますが、これが起こると、日中の割高な電気料金で沸き増しが始まり、その結果、電気代が跳ね上がります。家族の来客や生活スタイルの変化で、お湯の使用量が「おまかせモード」の予測を超えると発生しやすくなります。

原因②:「電力プラン」が合っていない

エコキュートの節約は「深夜電力が安い」オール電化向けのプランが前提です。引っ越し後などにプランを見直さず、日中と夜間の料金差がないプランだとメリットが出ません。

東京電力エナジーパートナーのスマートライフプランや、関西電力のはぴeタイムRなどが該当メニューとなります。

原因③:お湯の使い方(「追いだき」の多用)

浴槽のお湯を温め直す「追いだき」は、タンク内の熱いお湯の「熱」だけを使うため、タンク全体の湯温が下がり、効率が悪く電気代が上がります。

シャワーの流しっぱなしなど、単純なお湯の使いすぎも、タンクのお湯を早く減らし、日中の沸き増しにつながります。

原因④:「沸き上げモード」が最適でない

節約のつもりで沸き上げ量を「少なめ」に設定しすぎると、逆にお湯が足りなくなり「日中沸き増し」が多発して電気代が高くなる本末転倒なケースがあります。逆に、常時「多め」に設定していると、使わないお湯まで深夜に沸かし続けるため、無駄な電気代がかかります。

原因⑤:季節(冬)や地域(寒冷地)

エコキュートは空気の熱を集めるため、外気温が低い「冬」や「寒冷地」では、熱を集める効率が下がり、夏場より消費電力が増え電気代が高くなります。これは故障ではなく仕様ですが、特に冬場の電気代が想定より高いと感じる原因になります。

今日からできる!エコキュート電気代「7つの節約術」

上記で挙げた電気代が高くなる原因の核心は、設定や使い方を見直すことで防げます。ここでは、電気代高騰の主な原因である「日中沸き増し」を徹底的に防ぐことを基本に、今日から確実に実践できる7つの節約術を紹介します。

節約術①:電力会社の「料金プラン」を見直す

エコキュートのメリットを最大化するため、深夜電力が安くなるプランへの契約見直しは必須です。電力会社のシミュレーションを活用し、電気代が高騰しがちな燃料費調整額や再エネ賦課金まで含めた総額で、最適なプランを選択しましょう。

節約術②:「沸き上げモード」を最適化する

AI学習機能の「おまかせ」モードを基本とし、湯切れによる割高な日中沸き増しを防ぎましょう。お湯を多めに設定しすぎると無駄な電気代が発生するため、来客などでお湯の使用量が急増する日だけ「多め」に変更し、生活パターンに合わせて柔軟に調整することが重要です。

節約術③:「追いだき」より「高温足し湯」を選ぶ

お湯を温め直す際は「追いだき」を避け、「高温足し湯(さし湯)」を選びましょう。追いだきはタンク内の熱を使い効率が悪く電気代が上がりますが 、高温足し湯はタンクの熱いお湯を直接足すため熱ロスが少なく、大幅な節約につながります。

電気代の観点では上記の理由から高温足し湯が有利ですが、浴槽からお湯が溢れてしまい水道代が無駄にならないように注意しましょう。

節約術④:「日中沸き増し停止(ピークカット)」を活用する

日中留守にすることが多いご家庭では、「ピークカット(沸き増し停止)」設定を活用しましょう。

この設定をONにすることで、急な湯切れで発生しがちな割高な日中の自動沸き増しを強制的に防ぎ、最も大きな電気代高騰の原因を根本から絶つことができます。

節約術⑤:お湯の使い方(シャワー)を見直す

お湯の単純な使いすぎは湯切れと日中沸き増しを招きます。

シャワーの流しっぱなしをやめたり、節水シャワーヘッドを導入することで、お湯の消費量を減らしましょう。また、浴槽のフタを閉めて放熱を防ぐことも、沸き上げの負担軽減に直結します。

節約術⑥:長期不在時は「沸き上げ停止」設定に

2日〜1週間以上の長期不在時には、必ず「沸き上げ停止」設定を活用してください。

エコキュートは毎日、翌日のために設定した湯量を自動で沸かし続けるため、誰も使わないお湯を沸かすという無駄な電気代を防ぐことができます。帰宅日を確認し、前日などに設定を解除しましょう。

節約術⑦:タンクの「水抜き(掃除)」を行う

年に数回、取扱説明書に従って貯湯タンクの「水抜き(掃除)」を行いましょう。

タンクの底に不純物(スケールなど)が溜まると、お湯を沸かす際の熱交換効率が低下し、消費電力が増える原因となります 。定期的なメンテナンスは、エコキュートの長期的な熱効率維持に不可欠です 。

スマホHEMSを使って、エコキュートの電気代を自動で節約しよう

上記でご紹介した節約術は有効ですが、「毎日設定を気にするのは面倒」「湯切れを恐れて多めに沸かしがち」といった課題が残ります。さらに、燃料費調整額は深夜電力でも安くならないため、「買電」自体を減らす必要があります。

その解決策が、家庭のエネルギーを賢く制御するシステム、HEMS(ヘムス)による「自動化」と「自家消費」です。

今あるエコキュートが、
おひさま仕様に?

スマホHEMS
「Nature Remo E2」

スマホHEMS「Nature Remo E2」は、エコキュートと連携してスマホから湧き増しやお湯張りができます。

また、天気予報をもとに沸き上げの時間帯を自動制御する「エコキュートオートメーション」も搭載。

そのため、いわゆる「おひさまエコキュート」のような昼間沸き上げが可能になります。

HEMSとは?

HEMSとは「Home Energy Management System」の略で、家庭内の電力の使用・発電状況を「見える化」し、効率的なエネルギー管理を可能にするシステムです。

詳細については以下をご確認ください。

スマホHEMS「Nature Remo E2」を使って、エコキュートの沸き上げを自動化

スマホHEMS「Nature Remo E2」は工事不要のHEMSで、ECHONET Liteに対応したエコキュートの操作が可能です*。

*Appendixバージョン Release I以降の製品に限ります。

また、エコキュートオートメーションが搭載されており、翌日の天気予報や当日の発電量に合わせて、自動で夜間・昼間にエコキュートの沸き上げを実行できます。

まとめ

この記事では、エコキュートの電気代を安くするための仕組みと実践的な方法を解説しました。エコキュートは、「高くなる原因」を理解し、「7つの節約術」を実践すれば、電気代は大幅に安くなります。導入で失敗しないためには「沸き上げモード」と「電力プラン」の最適化、そして「追いだきより足し湯」が基本です。

さらに、電気代高騰の時代において、節約を自動化したい方や、太陽光発電を導入している方は、HEMSによる「自家消費」が、最適なソリューションとなります。ぜひ本記事の内容を参考に、エコキュートのメリットを最大限に活かし、賢い節約を実現してください。

今あるエコキュートが、
おひさま仕様に?

スマホHEMS
「Nature Remo E2」

スマホHEMS「Nature Remo E2」は、エコキュートと連携してスマホから湧き増しやお湯張りができます。

また、天気予報をもとに沸き上げの時間帯を自動制御する「エコキュートオートメーション」も搭載。

そのため、いわゆる「おひさまエコキュート」のような昼間沸き上げが可能になります。

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