「Nature Remo E」がエコキュートに対応しました!

Nature Remo E でエコキュートのコントロールとオートメーションの機能をリリースしました。
本記事ではエコキュートの設定方法、オートメーションの活用例についてまとめました。

エコキュートの機能をご利用になる際には、ver17.0.6以上のNature Remoアプリを使用してください。

自家消費の最大化を行うために

昨今は燃料価格の高騰などにより大手電力会社の燃料調整費が上昇しており、電力会社へ売電よりも自家消費した方が電気料金を節約できる場合もあるため、この度は自家消費スコアの表示機能を追加しました。ご自宅の消費電力が太陽光発電でどの程度賄われているのかをスコアとして表示しております。エコキュートを昼間沸き上げを実行することで、自家消費スコアを最大化して電気料金を節約するのに役立ちます。

エコキュートのコントロールとは

エコキュートは通常深夜電力を活用してお湯の沸き上げを実行しますが、日中時間帯に太陽光発電の余剰電力を活用して昼間沸き上げを実行できる機能です。エネルギーオートメーションを活用することで、太陽光発電量から自家消費を差し引いた余剰電力が1kWを超えたタイミングで、自動的に昼間沸き上げを実行することもできます。
昨今は燃料価格の高騰などにより大手電力会社の燃料調整費が上昇しており、電力会社へ売電よりも自家消費した方が電気料金を節約できる場合もあるため、昼間沸き上げを実行することで自家消費を最大化して電気料金を節約するのに役立ちます。

1日のエコキュート稼働スケジュールのイメージ

エコキュートをNature RemoEに登録する

Nature Remoアプリのコントロールタブを開くと、既に登録されているデバイスのアイコン一覧があります。

  1. コントロールの右にある「+」をタップします。
  2. 「エコネットライト機器を追加」をタップします。
  3. 「RemoE」をタップします。
  4. 「エコキュート」をタップします。
  5. 名前が「エコキュート」であることを確認して「次へ」をタップします。
  6. エコキュートがNature RemoEに登録されました。
「手動沸き増し」で沸き上げ開始、「昼間休止」で沸き上げ停止ができます。

これでエコキュートの登録が完了しました。

エコキュートのオートメーションを設定する

Nature Remoアプリのオートメーションタブを開きます。

  1. 上部のタブで「エネルギー」を選択します。
  2. 「エコキュート」をタップして、設定の詳細画面に遷移します。
  3. 開始条件「モニタリング開始」をタップして、太陽光発電が活発になる時間「09:00」を選択します。
  4. 開始条件「モニタリング終了」をタップして、太陽光発電が落ち着く時間「14:00」を選択します。
  5. 開始条件「売電トリガー」をタップして、「1300W」を入力します。
  6. 終了条件「買電」をタップして、「買電」を抑えたい場合「買電」を入力します。
  7. 終了条件「買電トリガー」をタップして、「100W」を入力します。
  8. 画面右上の「保存」をタップして、オートメーションタブに遷移します。
  9. エコキュートのオートメーションのトグルを「オン」に選択します。

これでエコキュートのオートメーション設定ができました。

注意事項

  • Nature Remo Eに登録できるエコキュートは、ECHONET Lite(エコネットライト)に対応したものに限ります。一部のメーカーや機種ではHEMSアダプターが別途必要になる場合があります。
  • 「ECHONET Lite」とは、スマートホームを実現する通信プロトコルで、異なるメーカーの家電機器を接続し、遠隔制御/モニタリングするための通信規格になります。
  • オートメーションで設定するモニタリングの開始や終了の時間帯は、太陽光発電の余剰電力が発生するタイミングに合わせてください。設定した時間帯から昼間沸き上げをスタートするオペレーションになります。
  • エコキュートの消費電力はメーカーや機種によって異なります。概ね1000W〜1300W程度の消費電力が発生する見込みですので、普段の深夜沸き上げ時の消費電力をご確認の上でトリガー設定をご活用ください。