
Nature Remo E がエネファームと売電トリガーに対応して、エネルギーフローのアップデートをリリースしました。
本記事ではエネファームと売電トリガーの使い方やエネルギーフローをアップデートした目的についてまとめました。
エネファーム連携と売電トリガーの機能をご利用になる際には、ver22.1.1以上のNature Remoアプリを使用してください。
エネファーム対応について
2021年以降に発売されたパナソニック製エネファームに対応し、「ふろ自動」と「発電モードの切り替え」ができるようになりました。外出先から「ふろ自動」のオンにすることで、家に帰ってすぐに温かいお風呂に入ることができるようになります。アプリの画面上で、ふろの温度、給湯オンオフ、残湯量、発電状態のステータスもご確認いただけます。なお、ふろ温度や湯量の設定を変更する場合は、宅内に設置されているエネファームのリモコンで操作を行う必要がございます。
エネファームの発電モードは主に「おまかせ」と「お出かけ停止」の2種類があり、長期の旅行などで発電の必要ない場合に「お出かけ停止」を選択いただくと不要な発電を停止することができます。

またエネファームの発電量を太陽光の発電と同じ画面で確認いただくことができます。表示切り替えをしていただくと、太陽光+エネファーム、太陽光のみ、エネファームのみの3パターンで表示を変更することができます。ゼロエネルギーハウスとして自家消費率を高める際に、太陽光発電の出力が下がってくる夕方の時間帯は家庭での消費電力が増えるタイミングなので、電力会社から電力を購入する場合は多いですが、そのタイミングで給湯しながら発電をするエネファームを起動することにより、自家消費率を高めることに寄与します。

新しくなったエネルギーフローアニメーション
従来はシンプルな菱形のエネルギーフローでしたが、接続できるエネルギー機器が増えて表示する必要のあるデバイス数が増えたことと、もう少しリアリティのある見た目が欲しいというお客様の声にお応えして、家に近いイラストの上に複数のエネルギーデバイスへの発電や買売電および充放電をわかりやすく表示できるようにアニメーション開発しました。

売電トリガーについて
EVをご利用のお客様より多かった売電トリガー機能を追加しました。エコキュートを日中の売電量に応じて自動的に沸き上げるオートメーションは既にありましたが、その売電トリガーのみを個別に使えるようにしたものです。今回のアップデートにより、日中時間帯に売電が設定した閾値を超えた場合に通知が届いて、余剰電力をEVに充電するタイミングを知ることができるようになります。
- オートメーションのタブで「+」を押して新規作成

- オートメーションの名前を入力します

- トリガーで「売電」を選択

- EV充電で6kW使用する場合は、売電する電力を「6000W」に設定して、「保存」を押します。

- オートメーション設定画面で「保存」を押して設定完了です。

注意事項
- エネファームはパナソニック製の2021年以降に発売されたモデルに対応しています。
- パナソニックエネファームが提供する各機能において接続可能な機器の一覧はこちら。
https://panasonic.biz/appliance/FC/download/index.html#download02
※2023年9月下旬以降にPanasonic社のホワイトリストに追加され公開されます。 - アイシン製や京セラ製については現時点では対応しておりません。