これまでNature Remo Eが家のエネルギーをマネジメントできる製品だというのはたびたびご紹介しているので、「もう知っているよ!」という方が多いと思います。
でもNature Remo Eが実際に動いているアプリの画面は知らない方が多いのではないでしょうか?
Nature Remo Eは今までのNature Remoアプリで使うことができますが、新しい製品の新鮮なデザインの画面を見るだけでワクワクしませんか?
そんなことはさておき、今回は具体的にどのような画面でどのような操作ができるのかをご紹介しようと思います。
蓄電池を操作しよう
Nature Remo EではECHONET Lite規格に対応した蓄電池システムを操作することができます。
太陽光やスマートメーターはコントロール画面から操作することはできません。
しかし、蓄電池はコントロール画面から操作することができ、現在の蓄電量(画像では3.7kWh)や充電のパーセンテージが表示されます。
蓄電や放電などを手動で操作することが可能です。
蓄電池システムによっては充電優先モードや放電優先モードなどがあり、自動で蓄電放電量を制御してくれるようなモードが選べます。


今の電力の流れをモニタリングしよう
Nature Remo Eでは今現在電力がどのような流れで使われているかも見ることができます。
蓄電池や太陽光を持っていない場合やNature Remo E Liteでは表示されませんが、下のように電力の流れが表示されます。

過去の使用電力グラフを見よう
使用電力のグラフは以前のブログでもご紹介したことはあるかと思いますが、太陽光や蓄電池の情報まで乗ったグラフはなかったと思います。
このグラフでは過去の電力情報を見ることができます。
各ボタンを押すことでグラフを消したり、表示させたりできるので自分の欲しい情報だけにカスタマイズされた電力グラフを見ることも可能です。

ECHONET Liteって何?
Nature Remo EはECHONET Lite規格に対応した太陽光システムや蓄電池システムを操作することが可能ですが、ECHONET Lite規格って何でしょうか。この通信規格を作っているECHONETでは以下のように説明されています。
“エコーネットとはスマートハウスを実現する通信プロトコルです。現在、家庭内でもWiFi規格などの無線ネットワークが簡単に活用できる中、スマートフォンやコントローラから、家にあるエアコン、照明などを制御したいとか、電力の無駄遣いを抑えるために家の電気代を把握したいとかいう要望が増えています。
このように省エネ、快適、安全・安心な生活を実現するためには、どのメーカーの機器でも共通に理解できる約束(通信プロトコル)が必要で、その役割を果たすのがエコーネットです。
エコーネットが定めた「ECHONET Lite規格」は、2012年2月に経済産業省が設置したスマートハウス標準化検討会においてスマートハウスを構成するHEMSの公知な標準インターフェースとして推奨されています。
また、「ECHONET Lite規格」は、中小ビルや店舗、拡大が期待されるIoTサービスなど適用範囲が広がっています。”
つまり、省エネ、快適、安心安全な生活を実現するためのスマートホームで使われる通信規格ということです。
すべての太陽光システムや、蓄電池システムの通信規格ではないので、注意が必要です。